代表ごあいさつ

近年、働き方や個人と企業の関係性は大きく変化しており、多くの人が自らの意思、価値観、ライフスタイルを大切に生きたいと願っています。そして、安心して働ける職場、自分を守り大切にしてくれる職場を求める労働者が増えるとともに、企業側にもハラスメントやメンタル不調者が出にくい環境を整えようという意識が広まり、『健康経営』を経営戦略に取り入れたいという希望も高まっています。

一方で「メンタル不調者への対応の仕方がわからない」「過重労働がなかなか減らない」「ハラスメントが発生して困っている」「休職者への支援の仕方に悩む」といった労務ご担当者の方からのご相談は後を立ちません。企業と従業員の心身の安全を守るため、産業医にも労働衛生のみならずメンタルヘルスの専門的な知識や経験が求められています。

現在、弊社代表産業医は主に50名未満～2000名規模の企業の嘱託産業医、精神科顧問医として活動をしております。特にメンタル不調者の対応の際には、精神科臨床に長年携わってきた経験をもとに専門的知識をわかりやすく企業様にお伝えすることが可能です。取るべき措置のアドバイス、考えられるリスクの的確な評価、再休職を防ぐための復職プログラム作成のための助言、主治医との連携などにも定評がございます。また、定期のご対応のみならず、急に発生した面談のご依頼にも、オンライン面談等を取り入れ速やかにご対応できるよう心がけております。また、海外留学や出産・育児の経験等も、多様なバックグラウンドを持つ従業員の皆様を理解する一助となれば幸いです。

最低限の法令順守業務のみに留まらず、人事労務一般のご相談、ストレスチェック後のアドバイスからメンタル不調の予防策、社員向けセミナー等まで幅広くご要望にお応えし、健康経営を目指すパートナーとして労使双方のお力となれるよう最善を尽くします。既に他科の産業医の先生とご契約済みの企業様につきましても、精神科顧問医としてメンタルヘルスに特化したサービスをご提供しております。お気軽にお問合せください。

また産業医業務以外にも、精神科医によるカウンセリングサービスをご用意致しました。こちらはメンタルクリニックに通う前の段階で悩まれている方、ご家族やパートナーの不調に対しての対応を知りたい方、精神科の医師に薬物療法以外の観点でご相談をなさりたい方向けのプランです。皆様の心身のご健康を守り支える1つの選択肢として、必要に応じてご利用いただけましたら幸いです。

代表取締役・産業医　沖田 麻優子

翻訳出版

「不安や心配を克服するためのプログラム: 患者さん用ワークブック(2017)」星和書店
「不安や心配を克服するためのプログラム: 治療者用ガイド(2018)」星和書店